高齢者の死亡事故の特徴
1 高齢者の死亡事故の特徴
当法律(弁護士)事務所がご依頼を受けた事案としては、世代別で、最も件数が多いのが、被害者が高齢者(65歳以上)の事案です。
交通死亡事故の件数の約半分が、被害者が高齢者の場合だからだと思います。
高齢者の場合、死亡による逸失利益の点で、女性の場合の方が、男性の場合より、弁護士に依頼するメリットが大きいため、女性の場合に依頼を受ける場合が多いです。
また、高齢者の場合、死亡による逸失利益について、年金収入も問題となる点が特徴です。
また、高齢者の場合、捜査機関(警察、検察)に厳しい処分を要請しないと、罰金処分が下されてしまう可能性がありますので、早期に弁護士に依頼するメリットがあります。
また、被害者が歩行していた場合が多く、過失割合で激しい争いが生じることは、他の世代よりは少ないです。